阿蘇神社の御田祭が7月28日に開催されました。
”御田祭は阿蘇神社に祀られている12の神々が4基の神輿に乗って行列を構成し、神社周辺の青田をめぐり生育具合を見てまわる行事です。お供をするのは、全身白装束の女性(宇奈利うなり)など、約200人の行列が参加します。行列が進む間に田歌が謡われ、2カ所の御旅所に立ち寄ります。ここでは、稲を神輿の屋根に向かって投げ上げる田植式が行われます。(引用:阿蘇神社ホームページより)”

今年はコロナ禍で中止されていた神幸行列が4年ぶりに行われ、当院の作業療法士の東太陽さんが神輿の担ぎ手として参加しました。神輿は阿蘇神社の氏子である地元の男性達によって支えられており、高森会からも約25年前から毎年参加して参りました。

この日の阿蘇乙姫の最高気温は32.8℃と、今年一番の暑さの中、白装束の宇奈利や神輿の担ぎ手、沿道に集まったたくさんの人々が汗をかきながら、久しぶりの御田祭を楽しむことができました。

また、熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門も再建が進み、以前の風景が戻りつつあり、来年は完全な姿で御田祭を迎えることができそうです。
これからも、伝統や自然、地域とのつながりを大切にしていきたいと思います。

2023.08.01